忘却の部屋 レミューリア

現代遊戯王で役に立たない事ばかりを書き並べたブログです。

【雑感】ザ・ダーク・イリュージョン

例によっていつものヤツです。時が経つのは早いものですね。デッキ記事を一切書かないまま次のパック雑感になってしまうとは。

 

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《真竜皇アグニマズドV》、効果が《焔征竜-ブラスター》とちょっと似てたり、攻守がブラスターのそれを100ずつ上げた物になってたりしますが、何かしらの関係があるのでしょうか。見た目はそんなに似てませんけど。

 

 

 

 

BF-朧影のゴウフウ

《BF-朧影のゴウフウ》

特殊召喚・チューナー・効果モンスター

星5/闇属性/鳥獣族/攻 0/守 0

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。

(1):このカードが手札からの特殊召喚に成功した時に発動できる。

  自分フィールドに「朧影トークン」(鳥獣族・闇・星1・攻/守0)

  2体を特殊召喚する。

  このトークンはリリースできず、S素材にできない。

(2):このカードとチューナー以外のモンスター1体以上を

  自分フィールドから除外し、

  そのレベルの合計と同じレベルを持つ

  自分の墓地の「BF」Sモンスター1体を対象として発動できる。

  そのモンスターをチューナー扱いとして特殊召喚する

 

《SRベイゴマックス》《太陽風帆船》らと同じ条件の特殊召喚方法を持つ高レベルチューナー。特殊召喚時に使いづらいトークンを2個置く効果もありますが、こちらは任意なので単純に高レベルチューナーがほしい時に採用するのもアリかと思います。《ダーク・バースト》《悪夢再び》にも対応しており、回収方法にも恵まれています。

 

ベイゴマックスやフォトスラを使っている人ならば、このカードがレベル5チューナーの中でもトップクラスの出しやすさを誇っている事は容易に分かるかと思います。召喚した後に場に余りがちなケプラーとで最強《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》を作れたり、あるいはレベル5モンスターと合わせて《アルティマヤ・ツィオルキン》を作れたりと、色々なデッキで採用できそうです。

 

邪魔なトークンに関しては《光帝クライス》で割るなり融合素材にして《始祖竜ワイアーム》を出すなりで処分できると美味しいです。クライスとの相性がいいだけでなく《真源の帝王》とでツィオルキンも作れますしゴウフウ帝もワンチャンあるんですかね?

 


真竜皇アグニマズドV

《真竜皇アグニマズドV》

効果モンスター

星9/炎属性/幻竜族/攻 2900/守 1900

「真竜皇アグニマズドV」の①②の効果はそれぞれ

1ターンに1度しか使用できない。

①:自分メインフェイズに発動できる。

  このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、

  炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、

  このカードを手札から特殊召喚し、

  炎属性モンスター2体を破壊した場合、

  相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。

②:このカードが効果で破壊された場合に発動できる。

  自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで手札に加える。

 

 

竜剣士シリーズやメタルフォーゼと関係のありそうな超大型モンスター。自壊と除去、幻竜族サルベージとなかなか可能性を感じさせるカードです。

 

このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、炎属性モンスター2体を破壊した場合、相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。」と無駄に長ったらしい一文になっているおかげで、タイミングを逃す破壊トリガーを持つモンスターもしっかり効果を使う事ができます。竜星とかね。

 

タイミングを逃さず自壊させられるという点でもメタルフォーゼと同じですね。先に挙げた竜星を意識しているかどうかはさておき、《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》《シード・オブ・フレイム》、機皇帝なんかも問題なく使用できます。勿論属性や自壊の面から多くの人が連想するであろう炎王との相性も良さそうです。

 

幻竜族サルベージに関しては、サルベージして美味しい幻竜族がそこまで多いわけではないので現状微妙かもしれません。まぁ竜星なんかはあって損のない効果だと思いますが。名前やメタルフォーゼの存在からして他の属性の真竜皇も出そうなので、そこからが本番……なのかもしれません(適当)

 


不知火の隠者

《不知火の隠者》

効果モンスター

星4/炎属性/アンデット族/攻 500/守 0

「不知火の隠者」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドのアンデット族モンスター1体を

  リリースして発動できる。デッキから守備力0の

  アンデット族チューナー1体を特殊召喚する。

(2):このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている

  自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。

  そのモンスターを特殊召喚する。

  この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、

  この効果の対象を2体にできる。

 

言わば守備0アンデチューナー版《ローンファイア・ブロッサム》特殊召喚できるのは《スケープ・ゴースト》《劫火の舟守 ゴースト・カロン》《妖刀-不知火》《ユニゾンビ》の4体で、様々なレベルが揃っています。

 

アンデを少しでも知っているなら気づいている人も居ると思いますが、ユニゾンビをリクルートできる時点でぶっ飛んでいる事が分かるでしょう。ユニゾンビで《馬頭鬼》を落として隠者を蘇生すれば、隠者1枚でレベル8シンクロが立てられます(ユニゾンビの攻撃制限はありますが)。ここで《PSYフレームロード・Ω》を作れば、馬頭鬼を補充して次のターンに再び隠者やユニゾンビを蘇生できたりします。Ω自体処理しづらい上に効果が超強力な凄まじいカードなので、不知火抜きにしてもアンデット族(というかユニゾン馬頭鬼)を絡めるデッキであれば採用する価値は大いにありそうです。

 


スケープ・ゴースト

《スケープ・ゴースト》

リバース・チューナー・効果モンスター

星1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0

(1):このカードがリバースした場合に発動できる。

  自分フィールドに「黒羊トークン」

  (アンデット族・闇・星1・攻/守0)を

  任意の数だけ特殊召喚する

 

リバースできれば好きな数トークンを生み出せるチューナー。属性種族攻守のいずれにも恵まれており、かなり多くのサポートを受けられます。

 

トークンを生み出すチューナーという点で似ているゴウフウとは異なりトークンに何の制限も無いので、シンクロなりリリースなり融合素材なりとそれはもう色々な使い道があります。特に融合であればワイアームだけでなく《冥界龍 ドラゴネクロ》といったいぶし銀なモンスターも狙えたりします。

 

肝心のリバースには《星占術姫タロットレイ》《カオス・インフィニティ》《ブリリアント・フュージョン》《ADチェンジャー》あたりがいいのでしょうか。特にブリリアントは召喚サポートもできてかなり使いやすそうです。

 


ブロックドラゴン

《ブロックドラゴン》

特殊召喚・効果モンスター

星8/地属性/岩石族/特殊召喚/攻 2500/守 3000

このカードは通常召喚できない。

自分の手札・墓地から地属性モンスター3体を

除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる

「ブロックドラゴン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

  自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない

②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。

  レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを

  3体まで選んで手札に加える

 

なんとなーく《巌征竜-レドックス》を思い出すカード。繰り返し蘇生できる効果に岩石族への耐性付与・岩石族サーチが行えます。《岩投げエリア》《岩投げアタック》といった墓地肥やしもあるので、このカード自体の準備はそう難しいものではないでしょう。ついでに岩投げエリアならこのカードの耐性と合わせて超固くなったり。

 

サーチ効果は主にレベル8岩石族1枚かレベル4岩石族2枚をサーチするのが無難に使いやすそうです。超強力岩石族サポートである《岩石の番兵》はレベル3であり、サーチするには微妙なレベルの岩石族が必要になってしまうのが厳しいでしょうか。

 

ちなみに例に挙げたレベル8岩石族には《地球巨人 ガイア・プレート》《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》、レベル4岩石族には《ギガンテス》《フォッシル・ダイナ パキケファロ》、一部コアキメイルにゴゴゴに磁石の戦士に妖仙獣の柱にと様々なカードが対応しています。特に磁石の戦士は直接的なサポートが来てないのになかなか時代が来てるんじゃないんでしょうか。

 

 

妖精伝姫-シラユキ

《妖精伝姫-シラユキ》

効果モンスター

星4/光属性/魔法使い族/攻 1850/守 1000

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、

  相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

  そのモンスターを裏側守備表示にする。

②:このカードが墓地に存在する場合、

  自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を

  除外して発動できる。

  このカードを墓地から特殊召喚する。

  この効果は相手ターンでも発動できる。

 

個人的に今回のパックで一番惹かれたカード。

大量のカードを除外して《月の書》を撃ちながら任意のタイミングで蘇生できます。しかも蘇生効果にはターン制限もありませんので、カードが貯まりまくった後半であれば相当鬱陶しい防御札にもなります。打点も高めで、自身の効果と合わせて多くのモンスターを戦闘破壊できます。7枚除外は七人の小人からなのか。

 

最近多い「墓地から除外して別の効果を使えるカード」「墓地から手札等に回収できるカード」ばかりを使ったデッキではコストを稼ぎにくいですが、そうではなく墓地に送られたらそれっきり役割のない昔のカードを蘇生コストとして有効活用する事ができます。更に除外できるのはモンスターだけでなく魔法や罠も含まれるので、案外コストは稼ぎやすいようにも見えます。

 

枚数調整は必要ですが、手札やフィールド、墓地のカードの枚数や種類を意図的に減らすのにも使えそうです。例えば墓地に魔法罠があると動きにくくなる超重武者、墓地にモンスターが存在してはならない《ミラー・レディバグ》《ガーディアン・エアトス》、特定の種族や属性のモンスターが存在してはならない《フィッシュボーグ-ランチャー》、他に罠が存在してはならない《狡猾な落とし穴》《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》等といったように、様々なカードと相性がいいです。《カオス・グリード》《カオス・エンド》《次元の歪み》も使いやすくなるでしょうか。

 

あるいは《精神操作》等でコントロール奪取したモンスターをコストにしたり、ライロで肥やしながら《エクリプス・ワイバーン》を除外して《裁きの龍》をサーチしたり、《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》を起動したりと夢が広がりまくりです。ノーレアなのが残念すぎます。高くならないと良いなぁ……。

 


コズミック・サイクロン

《コズミック・サイクロン》

速攻魔法

①:1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を

  対象として発動できる。そのカードを除外する

 

やばそう。ライフコストは必要ですが、破壊するとエクストラデッキに送られるペンデュラムカードや破壊耐性があったり墓地で効果が発動する魔法罠ですらきっちり処分できます。《ツインツイスター》とどちらがいいかは好みや環境次第でしょうが、もう《サイクロン》そのものが入ることは無くなったのではないでしょうか。値段は本家サイクが圧倒的に安いでしょうけどね。

 

特に被害を受けそうなのは《虹の古代都市-レインボー・ルイン》《魔法都市エンディミオン》《Sin スターダスト・ドラゴン》《宮廷のしきたり》《黒魔導強化》《ドラグニティ-ファランクス》・ペンデュラム・アーティファクト・甲虫装機等でしょうか。探せばもっとありそうですけどね。ここまで来ると流石にドラグニティが可哀想に見えてきます(棒読み)

 

あとこちらも《エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ》を起動できます。

 


強欲で貪欲な壺

《強欲で貪欲な壺》

通常魔法

「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。

①:自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。

  自分はデッキから2枚ドローする。

 

実質(?)無条件2枚ドロー。《強欲な壺》が戻ってくる事はもう無さそうです。

 

裏側表示で除外されてしまうので、除外されてほしくないキーカードが入ったデッキに入れるのはあまり好ましくないです。入れるのならばどのカードを引いてもそこそこ戦えるようなデッキでしょうか。

 

裏側表示で除外されたカードは、そのプレイヤーはしっかり確認することはできますし、墓地に戻す時はしっかり表側表示で戻って使えるようになります。《PSYフレームロード・Ω》と合わせれば実質墓地肥やしのように使えたりもします。本当にΩは便利ですね。

 


底なし落とし穴

《底なし落とし穴》

通常罠

①:相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。

  そのモンスターを裏側守備表示にする。

  この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。

 

対象に取らずにモンスターを封印できます。《フレシアの蟲惑魔》が上位《月の書》を撃てるようになって《ヴェルズ・ナイトメア》の立場を食った感じでしょうか。ホントなんなのこいつ。

 


早すぎた帰還

《早すぎた帰還》

通常罠

①:手札を1枚除外し、除外されている自分の

  モンスター1体を対象として発動できる。

  そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。

 

除外されたモンスターを裏側で呼び出すカード。予め何かしらのモンスターが除外してあれば、手札からリバースモンスターを召喚権無しでセットするのにも使えます。

 

このパック内でのシナジーを考えるのなら、《ブロックドラゴン》《古代遺跡の目覚め》で強力な岩石族リバースモンスターであるポッド系を使えって事なのでしょうか(適当) シラユキで好きなモンスターをセットできたりもしますね。単なる表側での帰還であれば《D・D・R》もあるわけなんですが、その辺は使い分けですね。

 


新規テーマ雑感

メタルフォーゼ

イグナイトと似たような雰囲気ですが、やっている事は自壊+ペンデュラム融合となかなか豪快なイメージがあります。2倍貫通ダメージの《メタルフォーゼ-オリハルク》脳筋感あって楽しそうです。

 

イグナイトもそうだと思いますが、何かしら他のカードと組み合わせる事が前提になっているようにも見えます。色々なカードと組み合わせて遊べたりもしそうですし、しっかり練れば案外上位組とも戦えそうな感じもして好印象です。

 

ブラック・マジシャン

《永遠の魂》《黒の魔導陣》でじわじわアド差を付けて耐性付き《ブラック・マジシャン》そのものでビートする感じと聞きました。あと魔法罠除去に弱いというのも聞きました(エアプ)

 

青眼の時と同じくブラマジそのものがしっかり戦えて過去サポートも使えるようにしているのは好印象ですが、実際にやってる事は他のリメイクテーマと比べてかなり地味な印象です。《ツインツイスター》どころか《コズミック・サイクロン》なんかも来ちゃってますけど、ブラマジが環境入りする事は果たしてあるのでしょうか。

 

トラミッド

3種のフィールド魔法と岩石族で戦うというなかなか斬新そうなテーマ。枚数としては今までのアロマグレイドルあたりの単発枠なんでしょうけど、岩石族プッシュと相まって1年前の単発枠よりもやや力を入れているような感じがします。

 

こればっかりはちょっと実際に動いているところを見ないと強さが分かりにくいですね。ですが展開もサーチもエースも一通り揃ってるように見えるので結構楽しそうです。《ゴルゴニック・ガーディアン》《岩投げアタック》も結構余ってるんで安かったら手を出してみたい感じもします。

 


総括

第9期後半のアレな感じが嘘みたいなほどの良パックに感じました。最近無かった過去テーマの強化もあり、色々遊べそうなカードも多いですし、新規テーマもどれも環境を一色に染め上げるほどのぶっ壊れた強さでもなく、まるで開発者が1年前から総取っ替えされたほどに感じます。先日の大幅改訂といいコナミに何が起きたんでしょうね。

 

全体の収録カードを振り返ると、今回は特にシンクロ強化に力を入れていた感じがします。汎用シンクロが多かったりチューナーが便利だったりシンクロペンデュラムモンスターが出たりしているところからそんな雰囲気が伺えました。シンクロ次元編ラストのパックには相応しいのではないでしょうか?あと何故か除外ゾーンに触ろうとするカードも多い感じがしました。

 

改訂判明時は「どうせすぐ環境ぶっ壊れんだろ?」とか思ってましたけど、いい意味で裏切られた感じがしたのは確かです。時間があれば色々デッキを考えてみたいですね(この前も言った