忘却の部屋 レミューリア

現代遊戯王で役に立たない事ばかりを書き並べたブログです。

【考察】音響戦士出張のススメ

(⌒-⌒; )「音響戦士入れれば何でもできるから嫌い

(⌒-⌒; )「音響戦士使う人はガバガバプレイングの法則

(⌒-⌒; )「また音響出張かよ 見飽きたわ

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今回は、

(´-`).。oO(今更だけど便利便利って言われてる音響戦士ってどんな事ができるんだ…?

という人向けの記事です。今までに出た音響戦士の効果、そして音響戦士を使ってどんな事ができるのか、音響戦士を使うにあたって気を付けるべき事等をまとめてみました。参考動画も載せていますので気になったものがあれば是非ご覧になってみてください。

概要

音響戦士とは、5年前に発売されたSTORで初登場し、1年前のSECE、そして4か月前のDOCSで大幅強化されたシリーズです。

STOR当初では3種類のチューナーしかおらず、ごく一部のデッキでしか使われませんでした。しかし、SECEにてそのチューナーをデッキから特殊召喚する《音響戦士ギータス》、サーチャーや蘇生用の《音響戦士サイザス》といったカードが増えたので、出張パーツとしての価値が一気に増しました。

ギータスの効果で召喚権を使わずにデッキから直接チューナーを供給したり、召喚権を追加したりする事で、様々なデッキへの投入が行える出張パーツとして多くのデッキに採用されています。


各種音響戦士の解説

まずそれぞれの音響戦士チューナーの特徴として、場で音響戦士のステータスを変更する効果、そして墓地から除外して場の音響戦士のステータスを変更する効果を持っています。

 

《音響戦士ベーシス》 

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チューナー・効果モンスター

星1/風属性/機械族/攻 600/守 400

(1):1ターンに1度、フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

ターン終了時まで、そのモンスターのレベルを手札の枚数分上げる。

(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

ターン終了時まで、その自分の「音響戦士」モンスターのレベルを手札の枚数分上げる。

ギータスから持って来る候補、まずは☆1のチューナーモンスターです。このカードは自分の手札の枚数分だけ音響戦士のレベルを上げる効果を持っています。しかし、自分の手札が0枚の場合には効果は発動できないので注意です。

もちろん自身のレベルも上げられるので、高レベルのSモンスターにも手を伸ばしやすくなります。かつては《金華猫》でこのカードを釣り上げてレベルを上げつつ《レベル・スティーラー》や《黄泉ガエル》と組み合わせて毎ターンシンクロ召喚を狙う戦術もありました。

 

《音響戦士ドラムス》

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チューナー・効果モンスター

星2/風属性/機械族/攻 700/守 700

(1):1ターンに1度、属性を1つ宣言し、フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターは宣言した属性になる。

(2):属性を1つ宣言し、墓地のこのカードを除外して自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

その自分の「音響戦士」モンスターは宣言した属性になる。

 

(第9期風に書き換えました)

こちらは☆2のチューナー。属性を変更できます。

このカード自身も好きな属性に変更できるので、チューナーの属性縛りを持つシンクロ召喚を狙いやすくなります。例えば、

闇:《魔王龍 ベエルゼ》《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》

光:《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》《カオス・ゴッデス-混沌の女神-》

地:《ナチュル・ビースト》《ナチュル・パルキオン》

炎:《炎星候-ホウシン》 

等といったシンクロモンスターに繋げられます。また、【E・HERO】や【シャドール】で属性指定の融合素材が必要になる場合にも役立ちます。 

 

《音響戦士ピアーノ》

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チューナー・効果モンスター

星3/風属性/機械族/攻 900/守1300

(1):1ターンに1度、種族を1つ宣言し、フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターは宣言した種族になる。

(2):種族を1つ宣言し、墓地のこのカードを除外して自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

その自分の「音響戦士」モンスターは宣言した種族になる。

 

(第9期風に書き換えました)

 ☆3チューナー。種族を変更できます。

こちらの狙い目は、

ドラゴン族:《ドラグニティナイト-ガジャルグ》《トライデント・ドラギオン》

悪魔族:《デーモン・カオス・キング》《天刑王 ブラック・ハイランダー》

獣族:《サンダー・ユニコーン》《ボルデック・バイコーン》

水族:《グレイドル・ドラゴン》

アンデット族:《刀神-不知火》《戦神-不知火》 

等です。また、種族指定での融合モンスターも多いのでこれを融合素材にしたり、《ワンダー・ワンド》等の種族指定でのサポートカードの対象にしたりといった事も可能です。参考動画はこちら↓

 

 

ここからはチューナー以外のカードの紹介です。

《音響戦士ギータス》 

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ペンデュラム・効果モンスター

星3/風属性/機械族/攻1500/守 100

【Pスケール:青7/赤7

「音響戦士ギータス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):手札を1枚捨てて発動できる。

デッキから「音響戦士ギータス」以外の「音響戦士」モンスター1体を特殊召喚する。

【モンスター効果】

(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

音響戦士を出張パーツたらしめる要因です。ペンデュラム効果では手札1枚をコストにすればデッキから好きな音響戦士を引っ張ってこれるので、言わずもがな強力です。モンスター効果も音響戦士の釣り上げ効果で単純に強いので、このカードを引ければ多くの場面で活躍できるでしょう。

また、ペンデュラムスケールが7なので、低スケールのPカードと組み合わせるとP召喚も狙えます。最強のP出張のエンタメイトのドクロ猿リザードセットとは全く噛み合いませんが、そうでないデッキでは活躍できる事もあるかと思います。ペンデュラムスケールとして扱う場合の参考動画はこちら↓

 

 

《音響戦士サイザス》 

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リバース・効果モンスター

星4/風属性/機械族/攻1200/守1900

(1):このカードがリバースした場合に発動できる。

デッキから「音響戦士サイザス」以外の「音響戦士」モンスター1体を手札に加える。

(2):1ターンに1度、「音響戦士サイザス」以外の自分のフィールド・墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

(3):墓地のこのカードを除外し、「音響戦士サイザス」以外の除外されている自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

ギータスでは非チューナーのこのカードもリクルートできます。機械族レベル4なので、汎用性の高い《ギアギガント X》等のランク4エクシーズに繋がります。

フィールド上ではリバース効果で音響戦士サーチ、音響戦士の効果コピー、そして墓地から除外すれば除外された音響戦士の特殊召喚が行えます。特に《音響戦士ギータス》をサーチできる貴重な手段なので、こちらは多めの採用が望まれます。効果コピーなので種族属性レベル変更をこのカードにも適用できますので、狙いに合わせて変更していきましょう。

例えば場にサイザスとドラムスが居た場合、2体で《HSR魔剣ダーマ》を呼びダーマでドラムスを除外、サイザス効果でドラムスを蘇生しドラムスを闇属性にすれば、《魔王龍 ベエルゼ》に繋がります。

またこのカードはリバースモンスターなので、《聖占術姫タロットレイ》といったリバースモンスターのサポートカードも利用できます。参考動画はこちら↓

 

《音響戦士マイクス》 

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ペンデュラム・効果モンスター

星5/風属性/機械族/攻2300/守1100

【Pスケール:青1/赤1】

(1):もう片方の自分のPゾーンに「音響戦士」カードが存在しない場合、このカードのPスケールはになる。

(2):自分エンドフェイズに、除外されている自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを手札に加える。

【モンスター効果】

(1):このカードは自分フィールドの音響カウンターを3つ取り除き、手札から特殊召喚できる。

(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、

自分メインフェイズにモンスター1体を召喚できる。

こちらは☆5の非チューナー。機械族レベル5なので《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》をはじめとしたランク5エクシーズも呼び出せます。ギータスからリクルートすると召喚権を追加できます。召喚権の追加によって恩恵を受けるデッキは多いと思います。参考動画はこちら↓ 

  

P効果では主に使用済みのサイザスを回収するパターンが多いと思います。どちらの効果も非常に優秀ですが、ギータス無しでこのカードを引いても回収する音響戦士が無いという状況が多いと思うので、あまり採用枚数を多くするのは控えたいところです。

また、このカードはギータスと1〜7のスケールを形成でき、手札に揃えば☆2〜6までのP召喚が行えます。勿論ギータスやこのカード自身もP召喚できます。P召喚では実質バニラのギータスとは異なり、このカードはP召喚しても召喚権追加を行えるので、P召喚を多用するデッキなら多く採用しても良いかと思います。P召喚デッキでの召喚権追加に意味がある場合に限りますが。

 

《アンプリファイヤー》 

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フィールド魔法

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、「音響戦士」カードの効果が発動する度にこのカードに音響カウンターを1つ置く。

(2):フィールドの「音響戦士」モンスターの攻撃力は、このカードの音響カウンターの数×100アップする。

(3):1ターンに1度、自分フィールドの音響カウンターを5つまたは7つ取り除いて以下の効果を発動できる。

●5つ:フィールドの「音響戦士」カードの数×300ダメージを相手に与える。

●7つ:フィールドの「音響戦士」カードの数まで、相手のフィールド・墓地のカードを選んで除外する。

音響戦士の効果を発動するたびにカウンターが貯まり、たっぷり取り除けば大量除去も狙えます。マイクスを最大限に活かすなら必要になるカードです。

このカードを使いたい場合は、効果コピー+コピーした効果の発動ですぐにカウンターを2個貯められるサイザスの存在が重要になりますが、大抵の場合はカウンターが貯まらないまま除去されてしまうでしょう。音響戦士中心のデッキ構築なら採用してもいいとは思いますが、このカードを様々なデッキに出張させる意味は薄いと思います。

攻撃力アップはマイクスぐらいしか恩恵を受けられないかと思いますので、専ら除去用で使うことが多いでしょう。ですが大量除去が強いのは確かなので、ギータスのサーチ手段を多めに搭載した【音響戦士】単体でもある程度戦えるようにはなっています。


簡単な動かし方例

1.《音響戦士サイザス》をセット、リバースしてくれるのを神に祈る

2.サイザスリバース時に《音響戦士ギータス》をサーチ

3.《音響戦士ギータス》をPスケールにセッティング、効果でチューナーをリクルートしてなんやかんや

4.次のターン、ギータス効果で好きな音響戦士をリクルート

5.場に音響戦士が居るので、墓地の音響戦士チューナーを除外してステータス変更

6.墓地のサイザスを除外して、先程除外した音響戦士チューナーを蘇生、連続シンクロ

→場に音響戦士、墓地にサイザスと音響チューナーがあれば、墓地の音響チューナーを蘇生可能

 

このように、ギータスの維持ができれば連続シンクロが可能になります。ある程度意識して墓地の音響チューナーを除外しておくと、サイザスが落ちた時にすぐに蘇生できるのでおすすめです。

ざっくり言うと、ギータスがあれば凄く強い動きが狙えますが、ギータスが無いと音響ギミックが動けないと言っても過言ではないです。音響戦士チューナーばかり引いてしまっても役に立たないので、採用枚数のバランスには気を付けましょう。


相性の良いカード 

まずはそんな重要すぎるギータスのサーチ手段ですが、以下のカードがあります。デッキに合ったサーチカードを選びましょう。

音響戦士サーチ:《音響戦士サイザス》

☆3サーチ:《混沌球体》

機械族サーチ:《ギアギガント X》

風属性サーチ:《九蛇孔雀》

Pカードサーチ:《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》《マジカル・アブダクター》《揺れる眼差し》

この中でも《ギアギガント X》はサイザスでも組める事もあり、ガジェットや超重武者等のレベル4機械族と合わせられると非常に効果的です。参考動画はこちら↓

 

  

その他に相性の良いカードも紹介します。 

 

《ガスタの神裔 ピリカ》

墓地から音響チューナーを釣り上げてシンクロできます。ベーシスで《旧神ハストール》、ドラムスで《HSRチャンバライダー》、ピアーノで《ダイガスタ・スフィアード》や《虚空海竜リヴァイエール》に繋がります。

また、このカードに対応している《ガスタ・グリフ》はギータスで効果を使う事ができます。このため音響戦士ギミックとガスタの相性はかなり良いと言えます。参考動画はこちら↓

 

  

・《超重剣聖ムサ-C》

墓地から機械族をサルベージできます。《スクラップ・リサイクラー》《ラヴァルバル・チェイン》等で落としておけば実質的なギータスサーチとしても扱えます。サルベージしたカードはそのターンの間モンスターとしての召喚を封じられますが、P効果を使う分には全く問題無いのでギータスを存分に活用できます。

 

・《HSR魔剣ダーマ》

先程も紹介したカード。能動的に墓地から音響チューナーを除外できるので、サイザスと組み合わせて更なる展開に繋がります。

 

《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》

PモンスターをS素材にするとコントロール奪取効果が使えます。音響ギミックの中だけでもギータス通常召喚からピアーノ釣り上げで成立するので、かなり決まりやすいです。

幻竜族なので、更なる展開が望める《輝竜星-ショウフク》の素材になる点も見逃せません。

 

《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》

S召喚時にPゾーンのカードを特殊召喚できます。この効果でPゾーンのギータスを場に置けば、墓地の音響チューナー、及びサイザスの効果を連続して使えます。

例えばギータス効果からサイザスピアーノを揃えてこのカードをS召喚した場合は、メテオバーストの脇に種族変更されたギータスとピアーノが並ぶ事になります。ここでギータスを鳥獣族、ピアーノをドラゴン族にすると《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を、両方アンデット族にすると《刀神-不知火》を作れたりします。

 

・《氷結界の虎王ドゥローレン》《霞の谷の雷神鬼》

ギータスの効果はセルフバウンスとも相性良好ですし、どちらも音響戦士を絡めれば簡単に出せてしまいます。参考動画はこちら↓

 

・《PSYフレームロード・Ω》

このカードの強みはなんといっても音響チューナー展開札のサイザスを墓地に戻せる点です。縛りが無いのでシンクロ召喚も比較的狙いやすく、場持ちも良いので音響ギミックの良いサポート役になってくれる事でしょう。

 

・《星邪の神喰》

墓地除外トリガーが多いので、このカードの条件も満たしやすいです。最近は音響戦士以外にも墓地除外で発動する効果が多いので、色んなデッキと噛み合います。


弱点

このように便利な出張ギミックですが、当然弱点も多くあります。

 

手札事故の可能性が高い

ギータスもサイザスも無い場合に音響チューナーやマイクスを引いてしまうと事故要員になってしまいます。このためあまり音響チューナーやマイクスを入れすぎるのは避けましょう。よって、ギータスサイザス以外の音響戦士は合わせて2〜4枚程度がちょうどいいと思います(それでも事故る時は事故るんですが)。

 

サイザスのリバース効果を使わせてくれない

用心深い人に《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》等でサイザスを殴られたり、セット状態のまま《恐牙狼 ダイヤウルフ》《幻影騎士団ブレイクソード》等で割られたりするとその時点で展開がワンテンポ遅れてしまいます。罠をしっかり構えて警戒するか、サイザスに頼らないサーチ手段を用意するかでカバーしましょう。

 

ギータスの効果を使わせてくれない

一番の弱点がここです。

手札コストを払ってギータス効果を使った時、それにチェーンして《サイクロン》《ツインツイスター》《幽鬼うさぎ》《揺れる眼差し》等を撃たれてしまうとその時点で手札が2枚減ってしまいます。うさぎはどうしようもないにせよ、相手の伏せカードに関してはしっかり除去していきたいです。ギータスのコストの関係上こちらが《ツインツイスター》を採用するのは少々重すぎる気はしますが。 


総括

このようにギータスへの依存度が非常に高い出張ギミックではありますが、ギータスが動けた場合はデッキの潤滑油としての活躍が大いに期待できると思います。チューナーが欲しくなるデッキのサポート、手札に引いてしまった墓地に落としておきたいカードを落とすためのサポート、ペンデュラムスケールとしてのサポート等役割は多々あります。 

回れば非常に便利な反面、手札消費や手札事故等弱点も多いギミックですので、安易に適当なデッキに出張させても上手く噛み合わない事もあると思います。出張させるにあたっては「メリットは多くてもギータスが無いとてんで回らないハイリスクハイリターンなギミックなんだ」という事はきちんと頭の中に置いておくべきです。

ただ単にチューナーが欲しいだけならそもそも《緊急テレポート》がありますし、再利用できるチューナーにしても《ゾンビキャリア》や《ジェット・シンクロン》等がありますし、安易に何も考えず出張させるのではなく種族属性レベル変更やPスケール等で音響ギミックである意味をしっかり活かせるような出張の仕方をしていきましょうって事を言いたかったわけです。それでも色んな事を簡単にできてしまう事には変わりないんで嫌う人が減るとは思わないんですけどね。

音響戦士のご利用は計画的に。